前引けの日経平均は548円安の4万2,726円、TOPIXは31ポイント安の3,060ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は417、下落銘柄数は1,148。出来高は10億7,707万株、売買代金は2兆9,120億円。
前日までの6日間で2,983円高となったため、過熱感から反落した。
ベッセント米財務長官が日銀について「彼らは後手に回っている。彼らは利上げをしてインフレの問題をコントロールする必要がある」と発言したことも響いた。
三菱重工などの防衛関連とアドバンテストや古河電工が売られた。
マツキヨココカラは第1四半期決算発表で材料出尽くし感から下落した。
Sun Asterriskは業績予想の下方修正で大幅安。
一方、サンリオは好調を継続。
ソフトバンクグループが高い。
ベッセント米財務長官が米国の政策金利について、1.5%か1.75%低い水準にあるべきだろうと語ったため、米国で分譲住宅を行っている住友林業(1911)は金利低下による恩恵期待で買われた。
業種別下落率は機械、精密、輸送用機器、電機、空運で、上昇率上位は石油、銀行、電力ガス、証券、水産農林。(W)