大引けの日経平均は729円高の4万3,378円、TOPIXは49ポイント高の3,107ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は853、下落銘柄数は704。出来高は21億6,544万株、売買代金は5兆6,113億円。
4~6月期の実質GDPは前期比年率1%増となり、市場予想の0.3%増を上回った。GDPの上ブレを受けて、日銀による利上げ観測が意識され、銀行株が買われた。
16日の米ロ首脳会談を控えて、戦闘停止となった場合に備えたが買いが入り、後場はさらに上げ幅を拡大した。終値ベースでの最高値を更新した。
トランプ政権がインテルの工場建設計画をてこ入れするために、インテルと出資の可能性を協議していると報じられ、工場建設の際の恩恵期待でレーザーテックも買われた。
荏原(6361)は上方修正と自社株買いの発表が好感された。
半導体材料のJX金属が高い。
一方、電通グループは3期連続最終赤字の見通しで大幅安となった。
業種別上昇率上位は銀行、非鉄、保険、電力ガス、ノンバンクで、下落は金属、水産農林、倉庫運輸。(W)