2時9分時点の日経平均は138円高の4万2,771円、TOPIXは3ポイント高の3,104ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は801、下落銘柄数は749。出来高は13億3,586万株、売買代金は2兆9,904億円。
先週22日のNYダウの最高値更新は、パウエル議長が講演で雇用の下振れリスクなどから利下げは「慎重に進める」と述べたことに加えて、利下げは指標に基づいて判断するとの立場を堅持したことで、利下げ期待とFRBの独立性の両面が確保されると期待された。
だが、トランプ大統領が米国時間の24日に、米放送局のNBCとABCについて、「歴史上最悪かつ最も偏向した放送局」と非難し、両局のテレビ放送免許を連邦通信委員会(FCC)が取り消すことを支持すると表明した。
これを受けて、FRBの独立性も脅かさされるという不安から、25日の後場の日経平均は上げ幅を縮めた。
信越化学やニデック、ユニオンツール(6278)は高い。
米国で設備投資を拡大するTOTOと住友林業が高い。
コナミやスクエニHDが安い。
業種別上昇率上位は非鉄、鉄鋼、サービス、ゴム、ガラス土石で、下落率上位は電力ガス、倉庫運輸、空運、水産農林、食品。(W)