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速報・市況2025年9月5日

☆[概況/2時] 野村証券が石破後継候補に対する市場の反応予想を解説

2時6分時点の日経平均は283円高の4万2,866円、TOPIXは15ポイント高の3,096ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は968、下落銘柄数は594。出来高は13億7,197万株、売買代金は3兆747億円。
石破首相について、野村証券では、9月末の人事が難航する場合など政権基盤の弱さが露呈するなど「遅かれ早かれ辞任」と市場では意識されやすいだろうと解説している。
後任として高市早苗氏や小林鷹之氏が優勢なら、財政刺激期待で株高・金利上昇イメージが共有されやすいが、既に株高・金利上昇となっている点、今後の政権基盤や国民民主党との連携などが不透明な点から、市場が様子見に転じるのも早いだろうと予想。
小泉進次郎氏や林芳正氏が優勢なら、石破政権からの継続性が意識されて市場全体への影響は限られる一方、日本維新の会との連携が意識されて大阪銘柄の評価や政府保有株売却が連想されやすい可能性があると指摘した。

住友ファーマ(4506)が続伸。米国で前立腺がん治療剤「オルゴビクス」や過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」などの売上拡大が期待されている。
三菱電機は2027年度に向け、配当と自社株買いを含む総還元性向を最大70%に引き上げると報じられたことが好感された。
萩原電気HDはインド最大級のエレクトロニクス展示会「electronica India 2025」に出展することで年初来高値を更新した。
FOOD&LIFEが5日続落。

業種別上昇率上位は精密、鉄鋼、ゴム、海運、ガラス土石で、下落率上位は空運、石油、建設、情報通信、サービス。(W)

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