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概況/米国市場2025年9月10日

9月9日の米国株式市場は続伸。雇用統計の年次改定を受けて

9月9日の米国株式市場は続伸。
労働省は、2026年2月に公表する雇用統計の年次改定について現時点での推計値を公表した。基準となる25年3月時点の就業者数は91万1000人程度の下方修正になる可能性が高い。
雇用は公表されていたよりも弱かったため、利下げ期待から株式に買いが入った。

ユナイテッドヘルスは、来年は加入者の約78%が予想通り、最高評価のメディケア保険プランに加入すると予想していると報告したことで買われた。

ネビウス・グループが急騰。マイクロソフトが人工知能(AI)向けクラウド計算資源を利用するため、総額200億ドル(約2兆9500億円)近くに上る複数年契約を締結した。ネビウスはロシアのウェブ検索大手ヤンデックスから分離独立したオランダ企業。

NYダウ工業平均は196ドル(0.43%)高の45,711ドル。ナスダック総合指数は前日比80ポイント(0.37%)高の21,879。S&P500指数は前日比17ポイント(0.27%)高の6,512。

NYダウ構成銘柄はユナイテッドヘルス、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどが買われ、シャーウィン・ウィリアムズ、アップル、ディズニーなどが売られた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。

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