9月10日のNYダウは利益確定の売りで反落。ナスダックは小幅だが3日続伸。
アップルやアマゾンが安い。
半導体設計ソフトのシノプシスは8~10月期の1株利益予想がアナリスト予想を下回ったことで急落した。決算報告で新たな米国の輸出規制で中国の設計開始が妨げられ、中国市場の弱さが一層深刻化したことなどを挙げた。
一方、オラクルは急騰した。大幅な受注増とクラウドインフラ事業について強気の見通しを示したことに加えて、オープンAIが同社のコンピューティングパワーを5年間にわたり3000億ドル相当で購入する契約を締結したことが報じられた。
NYダウ工業平均は220ドル(0.48%)安の45,490ドル。ナスダック総合指数は前日比6ポイント(0.03%)高の21,886。S&P500指数は前日比19ポイント(0.30%)高の6,532。
NYダウ構成銘柄はセールスフォース、アマゾン、アップルなどが売られ、エヌビディアやシェブロン、シスコシステムズなどが買われた。上昇は9銘柄、下落は21銘柄。