前引けの日経平均は434円高の4万4,271円、TOPIXは5ポイント高の3,146ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は845、下落銘柄数は698。出来高は9億9,151万株、売買代金は2兆4,299億円。
日経平均は9日に付けた取引時間中の高値(4万4,185円)を上回った。
米国でオラクルが大幅な受注増とクラウドインフラ事業について強気の見通しを示したことを受けて急騰した。
ソフトバンクグループやフジクラ、アドバンテストが買われた。
JX金属(5016)は半導体・AIサーバー向け先端材料の成長性に注目したゴールドマン・サックスが新規に「買い」判断を発表したことで高い。
ANYCOLORは好決算でストップ高。
一方、三菱UFJやトヨタ、日立が売られ、武蔵精密は利食い売りで反落した。
業種別上昇率上位は非鉄、情報通信、鉱業、電力ガス、石油で、下落率上位は保険、銀行、輸送用機器、空運、倉庫運輸。(W)
