TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 136円高。野村証券では「しぶとい上昇相場になる見込み」と解説
速報・市況2025年9月16日

☆[概況/前引け] 136円高。野村証券では「しぶとい上昇相場になる見込み」と解説

前引けの日経平均は136円高の4万4,904円、TOPIXは13ポイント高の3,173ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,113、下落銘柄数は447。出来高は10億75万株、売買代金は2兆6,154億円。
米国ハイテク株高を受けて、日経平均は朝方4万5,055円(287円高)となった。
その後、大台達成から151円安の4万4,616円となった場面もあったが、再び上昇に転じた。

野村証券では「誰が首相でも、適度な財政拡張志向は継続しやすく、名目経済成長率が長期金利を上回る環境は崩れにくい。自民党分裂リスクが回避されたことで、コーポレートガバナンス改革、NISA拡充は維持される見込みで、自社株買いやTOBを通じた株式需給のタイト化も持続しやすいだろう。日本株の利益確定はまだ先で、需給・業績両面からみてしぶとい上昇相場になる見込み」と解説している。

ディスコ(6146)はモルガン・スタンレーMUFG証券が「アドバンストパッケージ時代の寵児」と述べ、Top Pickと評価した。
半導体関連のSUMCOが高い。
防衛関連のIHIと川崎重工が上昇。
半面、サンリオやJX金属、任天堂が安い。
「スシロー」運営会社のFOOD&LIFEは9月に入ってから手仕舞い売りで軟調。

業種別上昇率上位は石油、精密、輸送用機器、機械、証券で、下落率上位はその他製品、不動産、小売、銀行、情報通信。(W)

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