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速報・市況2025年9月19日

☆[概況/10時] 上げ幅を縮小。川崎重工は格上げを好感

10時7分時点の日経平均は377円高の4万5,681円、TOPIXは20ポイント高の3,179ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,094、下落銘柄数は454。出来高は5億6,064万株、売買代金は1兆8,226億円。
日経平均は取引開始早々に付けた549円高の4万5,852円が高値となり、上げ幅を縮めた。
エヌビディアがインテルに出資したことで、インテルによる最先端半導体への設備投資が回復するという期待から、EUV光源マスク検査装置のレーザーテック(6920)が大幅高となった。9月16日にBofA証券はインテルやサムスンファンドリの投資減を考慮し、投資評価を「買い」→「中立」に下げたことで17日に売られた経緯があるため、買い戻しも入ったようだ。

アドバンテストも高い。モルガン・スタンレーMUFG証券は中国が自国企業に米エヌビディア製のAI半導体の購入を禁止したが、中国の新興企業の製造するAI半導体はテスト時間がかかるため、テスタやプローバ、プローブカードの需要が拡大すると予想している。

川崎重工はシティグループ証券が投資判断を引き上げた。

一方、SUMCOやレゾナック、TDKは反落した。
AI関連のPKSHAが安い。

業種別上昇率上位は卸売、輸送用機器、証券、医薬品、電力ガスで、下落率上位はその他製品、空運、精密、水産農林、紙パルプ。(W)

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