大引けの日経平均は136円高の4万5,630円、TOPIXは7ポイント高の3,170ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は734、下落銘柄数は820。出来高は19億2,095万株、売買代金は6兆51億円。
米国株反落を受けて日経平均は反落して始まったが、米オープンAIとソフトバンクグループなどのAIインフラ計画前倒しが好感され、持ち直した。
その他、中国が世界貿易機関(WTO)で途上国としての特別な待遇を放棄すると表明したことも日経平均の上昇に寄与した様子。
トランプ米大統領は、中国が世界第2位の経済規模でありながら途上国の地位を主張し続けていることを批判していたため、争点の1つの取り除かれることが期待された。
ソフトバンクグループ(9984)が買われ、送電システムの日立エナジーを擁する日立も高い。
米ボーイングの受注で、航空機エンジンを分担製造しているIHIも上昇した。
Eギャランティはありあけキャピタルの保有報道で急騰。
一方、ソニーグループは、9月29日のソニーフィナンシャルの上場を控え、利益確定の売りに押された。
業種別上昇率上位は鉱業、その他製品、機械、非鉄、情報通信で、下落率上位はガラス土石、サービス、ゴム、卸売、保険。(W)