前引けの日経平均は521円安の4万4,411円、TOPIXは53ポイント安の3,084ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は78、下落銘柄数は1,530。出来高は11億608万株、売買代金は2兆6,266億円。
日経平均は500円を超える下げ幅となった。
金融機関の運用部門にも四半期ごとの利益目標があり、担当者は可能な限り早めに目標を達成したいことから、四半期初に益出しをすることが影響した。
三菱重工(7011)は子会社の三菱ロジスネクストの非公開化による費用負担で、業績予想を下方修正したことで売られた。
IHIや川崎重工も安い。
その他、メガバンクが売られた。
一方、サンリオはSMBC日興証券による目標株価の引き上げが影響した。
米国でファイザーは投資計画を公表し、当面は輸入関税の対象にならないことから買われた。
米国政府は他の製薬会社とも協議していて、メルクやアムジェンなどもファイザーと同じようjな合意に達するとの思惑で買われた。
そうした流れを引き続き、中外製薬や大塚HDも上昇した。
Link-Uグループは米クランチロールと提携し、日本の人気漫画を海外向けに配信すると26日に発表した効果が続き、大幅高が4日継続。
業種別下落率上位は不動産、銀行、ノンバンク、倉庫運輸、証券で、上昇は医薬品。(W)
