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速報・市況2025年10月1日

☆[概況/大引け] 防衛関連と銀行と不動産が安い

大引けの日経平均は381円安の4万4,550円、TOPIXは42ポイント安の3,094ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は125、下落銘柄数は1,481。出来高は23億1,082万株、売買代金は5兆2,869億円。
機関投資家による四半期期初の益出しの売りで調整した。米政府機関の閉鎖が長引きそうだという不安も影響した。
三菱重工は業績予想の下方修正で売られた。IHIと川崎重工も安い。
日銀短観の業況判断は良好な状態で高原状態にあるが、日銀に追加利上げを迫るほどではないという見方からメガバンクは下落した。
日銀が10~12月期の国債買い入れ予定額で、償還までの残存期間が「10年超25年以下」の超長期債の月間購入額を600億円減らし、3,450億円にする。
30年債利回りの上昇を受けて、三菱地所や大東建託(1878)が売られた、。
一方、サンリオはSMBC日興証券が目標株価を引き上げたため買われた。
米国でファイザーが買われた流れを引き継ぎ、中外製薬や大塚HDが物色された。
中国電力は2030年度に経常利益1,100億円を目指すとする経営ビジョンを発表し、従来ビジョンで掲げた600億円以上から上方修正したことで大幅反発となった。データセンタ―による電力需要を獲得する意向。

業種別下落率上位は銀行、不動産、証券、ノンバンク、保険で、上昇は医薬品、その他製品。(W)

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