TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 半導体関連が買われ日経平均は反発したがTOPIXは小幅安
速報・市況2025年10月2日

☆[概況/大引け] 半導体関連が買われ日経平均は反発したがTOPIXは小幅安

大引けの日経平均は385円高の4万4,936円、TOPIXは7ポイント安の3,087ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は548、下落銘柄数は1,033。出来高は25億1,065万株、売買代金は5兆4,768億円。
半導体関連が買われたため日経平均は5日ぶりに反発したが、他の多くの銘柄に対しては10月4日の自民党再選を控え、様子見姿勢だったため、TOPIXは小幅安だった。
米オープンAIが韓国のサムスンとSKハイニックスからHBM(広帯域メモリー)を調達することを発表したため、日本でも半導体関連が買われた。
キオクシアHD(285A)は米エヌビディアの要望で100倍速ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)開発すると報じられストップ高となった。
第一三共は米食品医薬品局が「エンハーツ」の一部変更承認申請を受理したことで高い。
一方、東電は新潟県による県民意識調査の途中経過公表で、原発の再稼働の条件が整っているという質問に対して、「そうは思わない」が31%、「どちらかといえばそうは思わない」が29%で、合わせて60%となったため大幅安となった。
ソニーフィナンシャルグルーは流通参考値段の150円を下回った。

業種別上昇率上位は医薬品、非鉄、精密、金属、機械で、下落率上位は電力ガス、サービス、空運、不動産、陸運。(W)

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