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速報・市況2025年10月3日

☆[概況/前引け] 植田総裁の講演で一時805円高

前引けの日経平均は647円高の4万5,584円、TOPIXは37ポイント高の3,125ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,242、下落銘柄数は327。出来高は12億3,943万株、売買代金は2兆7,578億円。
日銀の植田総裁が講演で「米国関税を踏まえ、まずは緩和環境を維持し経済を支えることが大切」と語ったため、日経平均は一時805円高の4万5,742円となった。
ウォール・ストリート・ジャーナルが米オープンAIの評価額が約5000億ドル(約73兆4000億円)に達し、ソフトバンクが今年に入り400億ドルの投資を主導した際の評価額は3000億ドルだったと報じたため、ソフトバンクグループは一時2万円に乗せた。
米エヌビディアの要望で100倍速SSDを開発するキオクシアは一時2日連続ストップ高。
日立は米オープンAIと人工知能(AI)向けデータセンターの電力関連技術で提携することで大幅高。
霞ヶ関キャピタル(3498)は好決算で大幅高。
一方、フジクラは4日続落。
サンリオは反落。
良品計画は9月の国内既存店売上高が1年8カ月ぶりの減収となったことで売られた。

業種別上昇率上位は電機、情報通信、電力ガス、繊維、サービスで、下落率上位は鉱業、非鉄、小売、石油、その他製品。(W)

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