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速報・市況2025年10月3日

☆[概況/後場寄り] 量子コンピューターはエヌビディアにとって厄災という解説

12時41分時点の日経平均は668円高の4万5,605円、TOPIXは38ポイント高の3,126ポイント。
日本個人投資家協会の木村喜由氏の解説によると、現在の生成AIバブルの中心にあるエヌビディアが蛇蝎の如く忌み嫌うのが「量子コンピュータ」の話題だという。
AIはGPUの導入が普及を加速させた。その恩恵を一身に受けているのがエヌビディア。
しかし、「量子コンピュータ」は天文学的な計算量を数桁も短縮した時間で、わずかな消費電力でこなしてしまう。
2030年には実用化が見込まれているが、データセンターで電力を爆食いしながら数千のGPUをぶん回して回答を求める、現在の大手IT企業が行っているビジネスモデルは崩壊するし、そこでぼろ儲けしているエヌビディアにとっては大いに困ったことになってしまうと指摘している。

後場は引き続きソフトバンクグループが買われ、日立も高い。
富士通(6702)は、エヌビディアとAI分野で提携したことが好感されている。AI向け半導体を共同開発するほか、AI制御のロボットなどを指す「フィジカル(物理的)AI」の開発で協業を検討する。
パナソニックが買われ、日本電波工業は年初来高値を更新した。
ダイセキは売られた。
ユニオンツールが安い。

業種別上昇率上位は電機、情報通信、繊維、電力ガス、サービスで、下落率上位は鉱業、非鉄、石油、保険、その他製品。(W)

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