前引けの日経平均は670円高の4万8,405円、TOPIXは8ポイント高の3,244ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は784、下落銘柄数は772。出来高は12億363万株、売買代金は3兆2,770億円。
日経平均は一時746円高の4万8,481円となった。
今年のノーベル賞は日本人が2人受賞し、世相が明るくなったことや、ソフトバンクグループがスイス重電大手ABBのロボット事業を買収することを発表し、AIロボットの成長期待から大幅高となったことが寄与した。
レゾナック(4004)は、ノーベル賞受賞の北川教授と「金属有機構造体(MOF)」の共同研究を進めてきたことで買われた。
三井金属もMOFを含む多孔体材料の研究開発・事業化検討を進めており、北川教授と関係の深いスタートアップへの出資も行い、技術協力や共同研究を積極的に推進していると発表した。
ミニストップは上期が営業黒字転換したことが好感された。
一方、IHIは反落し、トヨタとホンダが売られた。
ウェザーニューズは第1四半期が好決算だったが材料出尽くし感から下落した。
業種別上昇率上位は情報通信、非鉄、証券、ガラス土石、石油で、下落率上位は輸送用機器、倉庫運輸、水産農林、海運、空運。(W)