10月16日の米国株式市場は下落した。
2つの地銀(ザイオンズ・バンコープとウェスタン・アライアンス・バンコープ)が、不正の疑いがある融資問題を開示したため、信用不安が強まり、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカといった大手の金融機関も下落した。
顧客管理ソフトのセールスフォースは2030年1月期の売上高を600億ドル以上にするという計画を発表した。26年1月期の売上高予想の上限(413億ドル)から45%強伸びる見通しで、買われた。
NYダウ工業平均は301ドル(0.65%)安の45,952ドル。ナスダック総合指数は前日比107ポイント(0.47%)安の22,562。S&P500指数は前日比41ポイント(0.63%)安の6,629。
NYダウ構成銘柄はビザ、トラベラーズ、ナイキなどが売られ、セールスフォース、P&G、キャタピラーなどが買われた。上昇は8銘柄、下落は22銘柄。