TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 1603円高の4万9185円で高値引け
速報・市況2025年10月20日

☆[概況/大引け] 1603円高の4万9185円で高値引け

大引けの日経平均は1,603円高の4万9,185円、TOPIXは78ポイント高の3,248ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,414、下落銘柄数は160。出来高は17億9,405万株、売買代金は5兆2,873億円。
日本維新の会は大臣は出さず閣外協力という形だが、自民党と連立政権を樹立するため、高市首相が誕生する見込みで、積極財政への期待から東証はほぼ全面高となり、日経平均は一時4万9,000円に乗せ、高値引けとなった。
ソフトバンクグループやキオクシア、東京エレクなどのAI半導体関連が買われ、フィジカルAI関連の安川電機とファナックも物色された。
日銀の高田審議委員が講演で、政策金利の引き上げに関し「機が熟した」と述べたため、みずほやりそな(8308)などの銀行株も買われた。
レアアース関連の東洋エンジが値を飛ばした。
デジタルHDは博報堂DYから9月11日に公開買付(TOB)が発表されたが、1,970円でディスカウントだったため、投資会社のシルバーケイプ・インベストメンツが10月20日に過小評価していると指摘し、2,380円の予定で公開買付(TOB)を予定していると発表したため急騰した。
米国の地銀の信用不安の後退で住友鉱山が売られた。
良品計画はネットストアの物流障害の影響により、商品の購入などの複数のサービスや機能を停止していると発表したことで売られた。

業種別上昇率上位は銀行、情報通信、電機、ゴム、証券で、下落業種はなし。(W)

関連記事