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速報・市況2025年10月27日

☆[概況/前引け] 1037円高の5万337円

前引けの日経平均は1,037円高の5万337円、TOPIXは52ポイント高の3,321ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,477、下落銘柄数は118。出来高は9億4,983万株、売買代金は3兆1,462億円。
日経平均は5万円に乗せてから更に上げ幅を拡大し、1,000円を超える上げ幅となった。
10月24日に米国株主要3指数が最高値を更新し、26日の米中閣僚級協議で、中国がレアアース(希土類)の輸出規制を1年間延期するとの考えを示した。
高市内閣の支持率は74%と高いことが報じられた。
24日の所信表明演説について、UBS証券では、高市政権は、従来の政府が目標としてきた基礎的財政収支の黒字化ではなく、政府債務残高のGDP比低下を目指す方針を示したと述べ、さらに、強い経済成長を実現するための戦略分野への大胆な投資を提唱し、税制・社会保障の一体改革、安全保障政策の見直しを計画に含めたと解説した。
来日したトランプ大統領の会談で、防衛費や造船分野での協力について話し合う見通しとなったことで、川崎重工や中国塗料(4617)が買われ、東洋エンジアニリングが大幅反発。
キオクシアはシティグループ証券による新規「買い」判断で大幅続伸。
第一稀元素化学はレアアース不使用のセラミックス材料で4日続伸。
一方、信越化学は上期営業減益で売られ、霞ヶ関キャピタルは公募増資の発表でストップ安。
住友重機と安川電機が反落した。

業種別上昇率上位は精密、非鉄、証券、情報通信、その他製品で、下落業種はなし。(W)

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