大引けの日経平均は1,212円高の5万512円、TOPIXは55ポイント高の3,325ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,410、下落銘柄数は164。出来高は19億2,747万株、売買代金は6兆1,130億円。
日経平均は5万円を大幅に超過した。
先週末24日の米国株主要3指数の最高値更新に加えて、26日の米中閣僚級協議で中国がレアアース(希土類)の輸出規制を1年間延期するとの考えを示した。
さらに、高市内閣も支持率が74%と高いことも好感された。
また、市場の一部で高市政権が国内資産に特化したNISA枠の拡大の思惑も意識された。
28日の日米首脳会談で防衛費や造船分野の協力を話し合う見通しで川崎重工などが高い。
レアアース関連の東洋エンジが大幅高。
日本円ステーブルコイン「JPYC」の発行を受けて、アステリアはJPYC社に出資していることでストップ高となった。電算システム(4072)は、 JPYC社と、日本円ステーブルコイン「JPYC」の社会実装に向けた共同検討に関する基本合意書を9月に締結していることで大幅高となった。
業種別上昇率上位は非鉄、精密、証券、情報通信、輸送用機器で、下落業種はなし。(W)
