10月30日のNYダウは続落。ナスダックは6日ぶりに反落。
米中首脳会談を受けて序盤は買われたが、ハイテク株が売られたことが響いた。
メタ・プラットフォームズは2026年の設備投資が2025年を大きく上回る見込みだとし、総経費もかなり高い伸び率になるとの見解を示したことで大幅安となった。
エヌビディアが6日ぶりに反落。トランプ大統領は中国の習近平国家主席との会談で、エヌビディアのAI用GPUの「ブラックウェル」の対中輸出承認について話さなかったと語ったことが失望された。
テスラが下落。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に対する総額1兆ドル(約152兆円)の報酬案が株主によって否決され、同氏が退社する場合、社内から新CEOを指名する公算が大きいと、ロビン・デンホルム会長が語った。
グーグルの親会社アルファベットは第3四半期決算で、売上高がアナリスト予想を上回ったことで買われた。
NYダウ工業平均は109ドル(0.23%)安の47,522ドル。ナスダック総合指数は前日比377ポイント(1.57%)安の23,581。S&P500指数は前日比68ポイント(0.99%)安の6,822。
NYダウ構成銘柄はボーイング、アマゾン、ベライゾンなどが売られ、シスコシステムズ、セールスフォース、ディズニーなどが買われた。上昇は18銘柄、下落は12銘柄。
