TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 622円高。プライム市場全体では下落銘柄数の方が多い
速報・市況2025年10月31日

☆[概況/前引け] 622円高。プライム市場全体では下落銘柄数の方が多い

前引けの日経平均は622円高の5万1,948円、TOPIXは12ポイント高の3,313ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は621、下落銘柄数は944。出来高は13億5,183万株、売買代金は4兆2,197億円。
日銀の植田総裁が30日の会見で、「春闘の初動のモメンタム(勢い)がどういう感じになるかもう少し情報を集めたい」と発言したため、12月利上げの可能性が低下したという見方が意識された。
アップルとアマゾンが決算発表を受け、時間外取引で買われたため、米国株反発も期待された。
日経平均は一時1,065円高の5万2,391円となった。
日立(6501)は通期業績予想の上方修正で大幅高。エナジーやLumadaを筆頭に収益性向上が進む見通し。
アンリツはデータセンター関連の通信計測の受注が増加し、上期が好決算だったためストップ高。
コナミグループは「eFootball」が好調で、第3四半期以降も期待されたため急騰した。
関西電力は通期の営業利益予想と配当予想の上方修正が好感された。
ニデックは4日続落。特別注意銘柄への指定日から4営業日後に当たる11月4日にTOPIXから除外されるため、10月31日の大引けでTOPIX連動型ファンドからのリバランスの売りが発生する。
オリエンタルランドは上期決算がアナリスト予想に届かず大幅安となった。

業種別上昇率上位は電力ガス、食品、情報通信、電機、空運で、下落率上位は輸送用機器、金属、サービス、鉄鋼、紙パルプ。(W)

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