大引けの日経平均は1,085円高の5万2,411円、TOPIXは31ポイント高の3,331ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は832、下落銘柄数は734。出来高は28億8,524万株、売買代金は8兆5,645億円。
植田日銀総裁が前日の会見で「春闘初動の情報も集めたい」と述べたため、12月に利上げの可能性は低下と期待された。
加えて、日立(6501)やコナミなどの好決算もあり日経平均は5万2,000円台を突き進み、終値が本日の高値となった。
アンリツは上期好決算でストップ高。
JTと関西電力は通期の営業利益予想と配当予想の上方修正で買われた。
中国製造業PMIが7カ月連続で50割れとなり、追加刺激策への期待で良品計画が上昇した。
DMG森精機は業績悪化を受け、野村証券がレーティングを下げたことも打撃となった。
業種別上昇率上位は電力ガス、食品、非鉄、電機、情報通信で、下落率上位は輸送用機器、金属、医薬品、紙パルプ、サービス。(W)
 
