10月31日の米国株式市場は反発。
アマゾンの第3四半期(7~9月)決算と第4四半期の売上高見通しがアナリスト予想を上回った。
第3四半期決算では、クラウドコンピューティング部門「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS))」の売上高が前年同期比20%増と約3年ぶりの高い伸びとなり、アナリスト予想平均の18%を上回ったため、大幅高となった。
ハードディスクドライブ(HDD)のウエスタン・デジタルも、データセンター需要で第1四半期(7~9月)決算がアナリスト予想を上回ったため買われた。
クラウド・セキュリティのクラウドフレアも大企業の顧客増加で第3四半期(7~9月)がアナリスト予想を上回り、通期見通しも上方修正したため急伸した。
HDDのシーゲイト・テクノロジーもデータセンター向けが好調で、10月28日に発表した第1四半期が好決算だったことで買われた経緯があったが、31日は利食い売りで反落した。
NYダウ工業平均は40ドル(0.09%)高の47,562ドル。ナスダック総合指数は前日比143ポイント(0.61%)高の23,724。S&P500指数は前日比17ポイント(0.26%)高の6,840。
NYダウ構成銘柄はマイクロソフト、マクドナルド、ビザなどが売られ、アマゾンやシェブロン、アムジェンなどが買われた。上昇は14銘柄、下落は16銘柄。
