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速報・市況2025年11月4日

☆[概況/2時] 米国でAI普及によるレイオフ拡大の悪影響を警戒

2時4分時点の日経平均は318円安の5万2,083円、TOPIXは7ポイント安の3,323ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は882、下落銘柄数は675。出来高は20億8,641万株、売買代金は5兆7,199億円。
米アマゾンは10月28日に本社部門の従業員約35万人のうち約1万4000人を削減すると発表した。
ブルームバーグは11月4日に、米国企業の今年の人員削減数は、2021年以降の全ての年の年間総数を既に上回ると報じ、AIや自動化の進展を背景に経営陣が解雇にためらわなくなってきていることを示唆していると伝えた。

レイオフの拡大が経済に悪影響を与えることが警戒され、時間外取引の米株先物が売られ、日経平均も下げ幅を拡大した。
ソフトバンクグループや第一三共が下げ幅を拡大。
商船三井の上期営業減益決算を受けて、日本郵船も安い。
三菱商事(8058)も上期が減益決算で売られた。
日本ガイシはNAS電池からの撤退で高い。

業種別下落率上位は海運、情報通信、小売、サービス、倉庫運輸で、上昇率上位は非鉄、空運、ガラス土石、ゴム、鉱業。(W)

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