TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 2393円安の4万9104万株。AIバブルを警戒
速報・市況2025年11月5日

☆[概況/前引け] 2393円安の4万9104万株。AIバブルを警戒

前引けの日経平均は2,393円安の4万9,104万株、TOPIXは107ポイント安の3,202ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は122、下落銘柄数は1,479。出来高は16億912万株、売買代金は4兆4,002億円。
2008年の金融危機前に住宅市場の崩壊に賭けた「世紀の空売り」で有名になったマイケル・バーリ氏が率いるヘッジファンド会社サイオン・アセット・マネジメントが、エヌビディアとパランティア・テクノロジーズの株価下落で利益を得られるプットオプションを購入していたと報じられ、4日の米国株式市場ではエヌビディアとパランティア・テクノロジーズが下落した。
AIバブルに対する警戒感から、5日の東証ではソフトバンクグループ(9984)やアドバンテスト、フジクラが売られた。
三菱重工などの防衛関連も手仕舞い売りに押された。
日経平均は4万9,000円に接近した。
日立建機は日立による保有株の一部売却方針で大幅安。
一方、任天堂は「スイッチ2」の販売計画の上方修正で買われた。
ブレインパッドは富士通が10月30日に完全子会社化を目指し、TOB(株式公開買付)を発表したため、TOB価格にサヤ寄せし上昇が継続。
日本ハムは業績予想の上方修正が好感された。

業種別下落率上位は非鉄、情報通信、機械、電機、石油で、上昇はその他製品、陸運。(W)

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