前引けの日経平均は556円高の5万768円、TOPIXは34ポイント高の3,302ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は998、下落銘柄数は548。出来高は13億3,348万株、売買代金は3兆3,744億円。
米国株反発と日本企業の好決算を受けて、日経平均は朝方1,036円高の5万1,248円となったが、その後は上げ幅を縮めた。
フジクラが買われ、キオクシア(285A)はMSCI指数への採用で高い。
ダイキン工業は通期の純利益予想を上方修正したことや、米国子会社を通じてAIデータセンタ―向けに液冷システムで実績を持つ米チルダインを買収したことも好材料視された。
コニカミノルタは通期予想の上方修正で大幅高となった。
一方、サンリオは業績予想を上方修正したが、アナリスト予想に届かず大幅安となった。
日本製鉄は最終赤字予想を拡大したため、売られた。子会社USスチールの業績予想を下方修正したことに加え、ブラジルの鉄鋼メーカー、ウジミナスの株式譲渡に伴う事業再編損の計上も要因。
業種別上昇率上位は非鉄、機械、電機、輸送用機器、電力ガスで、下落率上位は鉄鋼、ゴム、陸運、水産農林、小売。(W)
