大引けの日経平均は1,198円安の4万8,625円、TOPIXは1ポイント安の3,297ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,251、下落銘柄数は321。出来高は33億7,217万株、売買代金は8兆9,565億円。
前日の米国でエヌビディアが下落した。AIを利用する企業が巨額のインフラ投資に見合うだけの収益を得られるのかといった懸念や、エヌビディア自体も売掛金が急増したため、代金の回収が進んでいないといった見方が影響した。
東証でもソフトバンクグループやアドバンテストなどが大幅安となり、日経平均も一時1,300円を超える下げ幅となった。
ただし、プライム市場全体では上昇銘柄の方が多く、TOPIXの下げ幅は小幅にとどまった。
AI・半導体関連は売られたが、不動産や陸運、建設は買われ、ライフドリンクや朝日インテック(7747)、サイボウズ、エムスリーといった内需株が選好された。
サンリオは自社株買いの発表で反発した。
業種別下落率上位は非鉄、機械、電機、情報通信、石油で、上昇率上位は不動産、陸運、建設、保険、繊維。(W)
