大引けの日経平均は899円高の4万9,559円、TOPIXは64ポイント高の3,355ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,392、下落銘柄数は170。出来高は23億2,167万株、売買代金は6兆1,067億円。
日経平均は一時1000円を超える上げ幅となった。
ソフトバンクグループが反発した。米国の半導体設計企業を完全子会社化したため、2026年に自社AIチップの事業化を野村証券では想定している。
日銀による利上げ観測で銀行株が高く、北海道電力の原発再稼働見通しで他の電力株も上昇した。
三井物産や丸紅は野村証券による目標株価の引き上げも寄与した。
GMOインターネットは自社株買いの発表とウェブサイトの環境改善システムを手掛けるプライム・ストラテジーを子会社化することで大幅高。
その他、松屋やFOOD&LIFEといった消費関連も高い。
一方、キオクシアはベインキャピタルが保有株の一部売却で急落した。
ウエルシアHDはツルハHDの完全子会社となるため、11月27日に上場廃止となる。ウエルシアHDが下落したため、ツルハHD(3391)も連れ安となった。
業種別上昇率上位は証券、電力ガス、銀行、鉱業、金属で、下落は海運。(W)
