10時5分時点の日経平均は638円安の4万9,621円、TOPIXは21ポイント安の3,356ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は535、下落銘柄数は1,012。出来高は7億5,803万株、売買代金は1兆6,617億円。
日経平均は反落し、一時726円安の4万9,527円となった。
野村総研のエコノミストの木内氏は、来年度予算に向けて高市政権が更なる積極財政姿勢を維持すれば、金融市場に燻ぶる財政悪化への懸念は大きな危機感へと発展し、大幅な株安、円安、債券安のトリプル安となって、日本からの資金逃避傾向、いわゆる「日本売り」を生じさせる可能性があるのではないかと解説した。
キオクシアやアドバンテスト、ソフトバンクグループ、フジクラなどAI・半導体関連が安い。東電も下落。
日銀による利上げ観測から三菱UFJなどの銀行株は上昇した。
トリケミカル(4369)は好決算で買われた。
業種別下落率上位は鉱業、非鉄、電力ガス、不動産、電機で、上昇は銀行、金属、水産農林、陸運、ゴム。(W)
