TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 1000円を超える下げ幅
速報・市況2025年12月1日

☆[概況/2時] 1000円を超える下げ幅

2時7分時点の日経平均は1,020円安の4万9,234円、TOPIXは41ポイント安の3,336。東証プライム市場の上昇銘柄数は329、下落銘柄数は1,246。出来高は15億2,145万株、売買代金は3兆6,877億円。
日経平均は1,000円を超える下げ幅となっている。
日銀の植田総裁が講演で、「現在、日本銀行では、12月18日、19日に予定されております次回の決定会合に向けて、本支店を通じ、企業の賃上げスタンスに関して精力的に情報収集しているところです」と述べた。
BNPパリバ証券では、「精力的に」情報収集を行っていると発言したことは、事実上の利上げの予告に近いと解釈すべきだろう。会合のギリギリまで熟考することが多いとされる植田総裁にしては、かなり明確なメッセージであると解説した。
さらに、日銀内では、高市政権による拡張財政が齎し得る円安圧力および物価上昇圧力について、懸念が生じ始めているのではないか。インフレが目標値を上回り続けるリスクに対して、懸念が強まりつつあるのだと思われると考察した。

ファーストリテイリングや中外製薬、エムスリーが下げ幅を拡大。
オリオンビール(409A)が安値更新となった。
一方、住友電工は上昇。

業種別下落率上位は鉱業、不動産、電力ガス、非鉄、その他製品で、上昇は銀行、金属。(W)

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