12月5日のNYダウは反発、ナスダックは4日続伸。
12月9~10日に開催されるFOMCで利下げが期待されているが、様子見姿勢から朝高後は上げ幅を縮めた。
ワーナー・ブラザース ディスカバリーは、ネットフリックスが買収を正式発表したことで買われた。
司法省が独占禁止法をめぐって審査に乗り出す可能性もあるという見方で、ネットフリックスは下落した。
投資会社のデジタルブリッジ・グループは、ソフトバンクグループが買収する方向で協議していると報じられ、急騰した。
デジタルブリッジ・グループはデータセンターなどの資産に投資している。
セールスフォースは人工知能(AI)エージェント・プラットフォーム「エージェントフォース」事業が伸びているため、収益見通しを上方修正したことで買われた。
企業は繰り返しの作業や事務作業をAIエージェントに任せて簡素化する方向に動いている。
NYダウ工業平均は104ドル(0.22%)高の47,954ドル。ナスダック総合指数は前日比72ポイント(0.31%)高の23,578。S&P500指数は前日比13ポイント(0.19%)高の6,870。
NYダウ構成銘柄はゴールドマン・サックスやセースルフォース、ビザなどが買われ、アムジェンやユナイテッドヘルス、シャーウィン・ウィリアムズなどが売られた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。
