12月8日(月)のマーケット
12月5日のNYダウは反発、ナスダックは4日続伸。12月9~10日に開催されるFOMCで利下げが期待されているが、様子見姿勢から朝高後は上げ幅を縮めた。ワーナー・ブラザース ディスカバリーは、ネットフリックスが買収を正式発表したことで買われた。司法省が独占禁止法をめぐって審査に乗り出す可能性もあるという見方で、ネットフリックスは下落した。投資会社のデジタルブリッジ・グループは、ソフトバンクグループが買収する方向で協議していると報じられ、急騰した。デジタルブリッジ・グループはデータセンターなどの資産に投資している。セールスフォースは人工知能(AI)エージェント・プラットフォーム「エージェントフォース」事業が伸びているため、収益見通しを上方修正したことで買われた。企業は繰り返しの作業や事務作業をAIエージェントに任せて簡素化する方向に動いている。NYダウは前日比104ドル(0.22%)高の47,954ドル。NASDAQ総合指数は前日比72ポイント(0.31%)高の23,578。S&P500指数は前日比13ポイント(0.19%)高の6,870。
米国FOMCを控え小動き。フジクラをはじめとした光ファイバー関連は物色された。内需株選好で不動産株と建設株が高い。三菱地所は5日のIR Dayに参加した野村証券が目標株価を引き上げた。中国軍機によるレーダー照射に加え、米国防長官が日本に防衛支出の大幅増をあらためて求めたため、三菱重工なども買われた。日本新薬は筋ジストロフィー治療薬候補の良好なデータで大幅に3日続伸。ソフトバンクGは反落。大阪チタニウムは大和証券の格下げが響いた。
スタンダード市場では、低位株の大黒屋が再び買われた。ヒューマノイドロボット関連のヒーハイストの人気が継続。倉元製作所はペロブスカイト太陽電池事業の子会社を設立することでストップ高となった。セリアは11月の既存店売上高で買われた。RSCとハーモニックは利食い売りで反落した。
グロース市場では、ハートシードが大幅続伸。免疫生物研が反発。ポストプライムはオンライントレード初心者向け新機能「デモトレード」提供で上昇。直近新規公開株で調整していたBRANUが切り返した。ユカリアは富士通とヘルスケア事業領域での協業で高い。Aiロボティクスは6日続落。
日足チャート上では、長めの下ヒゲを伴う実体線の短い陰線。先週末水準から上昇基調にあるが、大イベントを控えて様子見姿勢もうかがえる。5日移動平均線(5万254円)・25日移動平均線(5万199円)を下回ることなく、底堅く推移した。
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注目記事 Pick up
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【J―REIT復活、3年ぶり高値圏】
日本証券新聞12月9日(火)紙面1面記事掲載
来年も全セクターが好調か 東海東京・インテリジェンスラボ 中村貴司シニアREITアナリスト
日本株に比べて出遅れていたJ―REITが復活。東証REIT指数は11月に約3年ぶりに2,000ポイントを突破した。足元では日銀の利上げを警戒して一服しているが、東海東京インテリジェンス・ラボの中村貴司シニアREITアナリストは日本証券新聞の取材に対し、「2026年もREIT市場は好調で、長期的には2,500ポイントになってもおかしくない」との見方を示した。
中村氏によると、今年の上昇の理由は主に4つ。まず、利上げを織り込むとともに、J―REITは平均残存年数や長期の固定金利比率がおおむね高いので、金利が急激に上昇しても、それ以上の賃料の引き上げや資産の入れ替えなどが可能だという。2点目に、今年初頭に、シンガポールの3Dインベストメントが、NTT都市開発リート(8956)と阪急阪神リート(8977)にTOB(公開買い付け)を行った。不成立に終わったものの、中村氏は「“黒船来航”でJ―REIT各社が本格的な価値向上に取り組み始めた」という。3点目はバリエーションの割安感から合併・再編の期待感があったこと。4点目は、株式と比較して割安で出遅れ感があり、修正余地があることが評価されたためと分析した。
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今日の市況概況
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12月8日(月)☆[概況/大引け]
終盤は若干しっかり

大引けの日経平均は90円高の5万581円、TOPIXは21ポイント高の3,384ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は 1,255、下落銘柄数は315。出来高は19億5,404万株、売買代金は5兆191億円。
米国で12月9日から10日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)を控え、日経平均は小動きだったが終盤は若干しっかりとなった。
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