10時11分時点の日経平均は21円高の5万678円、TOPIXは4ポイント高の3,389ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,011、下落銘柄数は517。出来高は7億8,384万株、売買代金は1兆7,427億円。
前日の米国で9月と10月の求人件数が市場予想を上回ったため、米国金利が上昇しドルが買われた。
円安を受けて、日経平均は朝方、425円高の5万1,107円となった。
だが、次期FRB議長と目されている、ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長が利下げの余地が十分にあるという認識を示したため、ドルが売られた。
円安が続かなかったため、日経平均は買い一巡後に伸び悩んだ。

三井金属とDOWAはSMBC日興証券による投資評価の引き上げが作用した。
半導体向け表面処理薬品のJCU(4975)が急騰した。

一方、レーザーテックやアドバンテストは売られ、住友電工も反落した。

業種別上昇率上位は証券、輸送用機器、ゴム、石油、化学で、下落率上位はその他製品、保険、銀行、空運、食品。（W)