12月10日のNYダウは3日ぶりに反発。ナスダックは続伸。
FOMCは0.25%の利下げを決定したが、賛成9人、反対3人だった。
3人の反対票が出たのは2019年以来。
FOMCメンバーによる政策金利予測の中央値では、2026年の利下げは1回と従来と同じだった。
その他、12日から月額400億ドル(約6兆2500億円)の財務省短期証券の購入を開始すると発表した。
FRBのバランスシートの引き締めに伴って減少した準備金残高を再び積み上げる狙い。
発電設備など電力インフラを手掛けるGEベルノバは、配当を2倍に引き上げ、自社株買い枠を増やすことを発表したため買われた。
ペプシコは北米で人員整理と製品数2割削減の事業改革計画で上昇。
マイクロソフトはインドとカナダでAIインフラや人材育成を中心とする大規模投資を行うと発表したが、株価は下落した。
ネットフリックスは下落。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーに対する買収で、パラマウント・スカイダンスはネットフリックスを上回る条件を提示した。
NYダウ工業平均は497ドル(1.05%)高の48,057ドル。ナスダック総合指数は前日比77ポイント(0.33%)高の23,654。S&P500指数は前日比46ポイント(0.67%)高の6,886。
NYダウ構成銘柄はナイキ、キャタピラー、ジョンソン&ジョンソンなどが買われ、マイクロソフトやウォルマート、ボーイングなどが売られた。上昇は23銘柄、下落は7銘柄。
