前引けの日経平均は644円安の4万9,523円、TOPIXは45ポイント安の3,386ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は305、下落銘柄数は1,254。出来高は11億655万株、売買代金は2兆4,694億円。
今晩の米国で11月の雇用統計が発表されるため、様子見姿勢から日経平均は続落となった。
日本では臨時国会の会期末は12月17日。日本維新の会が主張している衆議院の議員定数の削減について、本日、高市首相と維新の会の吉村代表の党首会談が行われる。
自民党が維新の会の要求を受け入れない場合、維新の会の連立離脱のリスクを警戒する見方も聞かれた。
フジクラや住友電工などのデータセンター用の光ファイバー関連が売られ、日銀による利上げ期待が寄せられていた三菱UFJなどのメガバンクも反落した。
フィジカルAI関連の安川電機も安く、ソフトウェアテストのSHIFT(3697)は年初来安値を更新した。
投資ファンドのKKRが買収提案を行ったマンダムは大幅高となり、パーク24は大幅増配計画が好感された。
業種別下落率上位は非鉄、鉱業、証券、卸売、銀行で、上昇は空運、水産農林、食品。(W)
