TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 505円安。半導体関連とアサヒグループが安い。新生銀行は上昇
速報・市況2025年12月18日

☆[概況/前引け] 505円安。半導体関連とアサヒグループが安い。新生銀行は上昇

前引けの日経平均は505円安の4万9,006円、TOPIXは11ポイント安の3,357ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,037、下落銘柄数は489。出来高は10億393万株、売買代金は2兆4,947億円。
米オラクルの新データセンター建設に対して、資産運用大手のブルー・アウル・キャピタルは支援を見送ることにしたと報じられた。
AIに対する投資額が巨額となり、投資資金を回収できないと判断したのではないかという見方から、ソフトバンクグループやフジクラ、アドバンテストなどのAI・半導体関連やデータセンター関連が売られた。
日経平均は朝方一時868円安の4万8,643円となった。
日本製鋼所(5631)はジェフリーズが目標株価を下げた。中国で石油化学設備投資に減速の兆しが見られることから、大型ペレタイザーと二軸混錬押出機の受注予測を下方修正した。
アサヒグループは英酒類大手の東アフリカ事業の買収を発表したが、割高という見方や自社株買いが延期されると警戒された。
一方、キオクシアHDは続伸。米マイクロン・テクノロジーが12月3日にデータセンター向けメモリー事業に経営資源を集中するため、消費者向けメモリー事業から撤退する発表した。キオクシアHDは残存者メリットを受けるという見方が支えとなっている。
SBI新生銀行が上昇。

業種別下落率上位は非鉄、電機、機械、その他製品、ガラス土石で、上昇率上位は水産農林、紙パルプ、サービス、陸運、倉庫運輸。(W)

【訂正】10時概況の業種別騰落で、水産農林、陸運、サービス、紙パルプなどを下落率上位と記しましたが、上昇率上位でした。お詫びいたします。

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