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速報・市況2025年12月22日

☆[概況/前引け] 973円高。AI関連が主導

前引けの日経平均は973円高の5万480円、TOPIXは28ポイント高の3,412ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は773、下落銘柄数は771。出来高は10億9,358万株、売買代金は2兆6,527億円。
日経平均は一時1,083円高の5万590円まで上昇した。
12月19日のAI戦略本部で高市総裁がフィジカルAIに不可欠な信頼できる国産の汎用基盤モデルの開発を指示した。
これを受け、経産省が5年間で1兆円規模の支援を計画していると報じられた。
AI関連のソフトバンクグループやフラッシュメモリのキオクシアHD、データセンター関連のフジクラなどが買われ、フィジカルAI関連のファナックも高い。
東京エレクトロンとKOKUSAI ELECTRIC(6525)はモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」に引き上げた。セミコンジャパンで、各半導体製造装置メーカーから、装置の引き合いが1カ月前から急増しているとのコメントが相次いだと報告した。
ニデックは永守代表の辞任により経営改善が進むと期待され上昇した。
任天堂はメモリー価格の高騰がゲーム機の収益を損なうと警戒され6日続落。
FPGが令和8年度税制改正大綱で不動産小口化商品について、実際の取引価格をベースとする相続税評価額に改正する内容が含まれており、メリットが大幅に減少または消滅する可能性があると発表したため、ストップ安売り気配となった。
西松屋チェーンは3~11月期が実質営業減益と受け止められ下落した。

業種別上昇率上位は非鉄、電機、石油、機械、ガラス土石で、下落率上位は陸運、空運、食品、水産農林、小売。(W)

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