12時41分現在の日経平均は20円高の5万422円、TOPIXは17ポイント高の3,422ポイント。
片山財務相は22日に、植田日銀総裁の19日の記者会見後に進んだ円安について、「断固として措置を取る」と発言した。
これについて、大和証券では、為替介入があるとしたら来週かと予想している。
その理由として、12月25日に植田日銀総裁が講演でタカ派トーンを出し、12月26日の東京都区部の消費者物価はガソリン価格抑制策に加え、食品値上げの沈静化などの輸入物価の悪影響の剥落から鈍化が期待できるため、円債安が止まってくると、外債投資が一服してドル高も止まりやすいため、そうした頃合いが、為替介入が効きやすいとみているためだ。
後場の日経平均はもみ合い。
円高警戒でジェイテクトや豊田合成、アイシン(7259)といった自動車部品メーカーが安い。
一方、みずほやSBIが買われている。
大垣共立銀行(8361)はありあけキャピタルによる保有判明で注目された。
業種別上昇率上位は医薬品、証券、空運、ノンバンク、その他製品で、下落は輸送用機器、非鉄、機械、ガラス土石、ゴム。(W)
