TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] もみ合い。キオクシアとアドバンテストは反落。任天堂が反発。三井E&Sが高い
速報・市況2025年12月23日

☆[概況/大引け] もみ合い。キオクシアとアドバンテストは反落。任天堂が反発。三井E&Sが高い

大引けの日経平均は10円高の5万412円、TOPIXは18ポイント高の3,423ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,192、下落銘柄数は365。出来高は18億882万株、売買代金は4兆1,374億円。
キオクシアやアドバンテスト、住友電工などのAI・半導体関連に利食い売りが出て日経平均はもみ合いとなった。
片山財務相の口先介入で円高となり下げ幅を拡大した場面もあった。
ただ、下落した場面でもプライム市場全体では上昇銘柄数の方が多かった。
任天堂は7日ぶりに反発。前日に与党税制改正大綱で不動産小口化商品の節税メリットが失われることへの不安でストップ安となったFPGも反発した。
三井E&S(7003)が買われた。これまでは米国の港湾クレーンから中国メーカー排斥の動きで恩恵を受けると期待されてきたが、それに加えて船舶用エンジンは今後数年好調が続くという見方も加わっている。
年末年始の飛行便予約増加で空運が上昇。
武田や塩野義といった医薬品も高い。
一方、円高でマツダやSUBARUなど自動車株は下落した。
しまむらは第3四半期決算が売上高対比では利益水準が低めという見方が響いた。

業種別上昇率上位は空運、医薬品、証券、海運、サービスで、下落は輸送用機器、非鉄、ゴム、機械。(W)

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