前引けの日経平均は5円高の5万349円、TOPIXは7ポイント高の3,414ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,113、下落銘柄数は433。出来高は7億6,476万株、売買代金は1兆5,926億円。
日経平均はもみ合いとなった。
植田日銀総裁が12時半から経団連で講演を行うため、様子見姿勢。
米国ワシントン州のファーガソン知事は12月23日、100万ドル(約1億5600万円)を超える個人所得に9.9%課税する制度設計を州議会に求めた。
トランプ政権は高所得者向けの減税を打ち出しているが、民主党は富の格差の拡大に対処する手段として、全米各地で課税を模索する動きを強めている。来年は、ワシントン州をはじめ全米各地で「ミリオネア税」の年となる可能性があるとブルームバーグは報じた。
サムスン電子とSKハイニックスなどメモリー半導体各社がHBM3Eの供給価格を2割近く引き上げたと報じられ、キオクシアHD(285A)が買われた。
フジメディアは、村上世彰氏らが関わる投資会社レノなどがTOB(株式公開買い付け)を実施する場合、1株4000円を想定しているとしたことで高い。
一方、住友金属鉱山と東邦亜鉛が反落した。
良品計画は乳液に「悪臭」と伝わり売られた。
業種別上昇率上位は紙パルプ、金属、陸運、その他製品、医薬品で、下落率上位は非鉄、繊維、鉱業、水産農林、保険。(W)
