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速報・市況2025年12月26日

☆[概況/10時] 消費者物価の鈍化を好感し400円を超える上げ幅

10時6分時点の日経平均は401円高の5万809円、TOPIXは12ポイント高の3,430ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,067、下落銘柄数は438。出来高は5億7,386万株、売買代金は1兆460億円。
日経平均は400円を超える上げ幅。一時480円高の5万887円となった。

総務省が取引開始前に発表した12月の東京都区部消費者物価指数は、前年同月比2.3%上昇と、11月の同2.8%上昇から鈍化し、市場予想の2.5%上昇も下回った。
インフレ鈍化を受け、日銀が追加利上げに慎重になるという思惑から円安になり、株式が上昇した。

キオクシアが買われ、ソフトバンクグループは1株を4株にする株式分割の権利取りの動きもある。

クスリのアオキ(3549)は設立40周年の記念配当40円と中期経営計画が好感され、ストップ高買い気配。スタンダード市場に変更することについて、SMBC日興証券では浮動株比率基準が変更の背景と推察している。「第2四半期実績、大幅還元強化、新中期経営計画、市場区分変更。全てサプライズ」とコメントしている。

カカクコムはオアシスマネジメントが5.23%を保有していることが判明し大幅高。株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがあるとしている。

東電が下落し、楽天グループも反落した。
三井金属と日東紡は4日続落。

業種別上昇率上位はその他製品、鉄鋼、情報通信、証券、不動産で、下落は鉱業、ガラス土石、空運、精密、輸送用機器。(W)

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