前引けの日経平均は509円高の5万916円、TOPIXは15ポイント高の3,433ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は995、下落銘柄数は520。出来高は8億3,067万株、売買代金は1兆7,147億円。
日経平均の上げ幅は500円を超えた。
日経平均は最高値の10月31日の5万2,411円まで差があるが、TOPIXは本日、一時、12月15日に付けた取引時間中の最高値(3,434)を上回った。
12月の東京都区部の消費者物価が鈍化し、市場予想を下回ったことで、日銀の追加利上げが慎重になると期待された。
本日は12月末の権利付き最終日のため、12月決算企業の配当や株主優待などの権利取りの動きも入った。
来年の相場もAI関連がけん引するとの期待から、キオクシア(285A)やソフトバンクグループ、アドバンテスト、KOKUSAI ELECなどのAI・半導体関連が買われた。
任天堂が続伸。
SBI新生銀行が反発。
カカクコムは香港の投資ファンドのオアシスマネジメントによる保有判明で買われた。
クスリのアオキは設立40周年記念配当や自社株買い、中期経営計画を発表しストップ高買い気配。
一方、住友電工は反落し、三井金属は4日続落となった。
業種別上昇率上位はその他製品、情報通信、証券、小売、鉄鋼で、下落率上位は非鉄、ガラス土石、鉱業、空運、石油。(W)
