10時8分時点の日経平均は138円安の5万611円、TOPIXは7ポイント高の3,430ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,010、下落銘柄数は522。出来高は5億1,889万株、売買代金は1兆2,160億円。
日経平均は取引開始早々に402円安の5万347円となったが、その後は下げ幅を縮めた。
取引開始前に公表された日銀の12月18日~19日の金融政策決定会合における「主な意見」の中に、今後の利上げについて「当面は数カ月に1回のペースを念頭に」という意見があったことが警戒された。
なお、日経平均の12月末の配当落ち分は約60円程度とのこと。
キオクシアやアドバンテスト、KOKUSAI ELECが安い。
一方、フジクラや住友電工などの光ファイバー関連は買われた。
金や銀などの市況上昇を受けて、東邦亜鉛(5707)がストップ高。鉱山事業からは撤退しているが、小名浜製錬所では産業廃棄物からの有価金属の回収を行っている。
ウェザーニューズは上期好決算と株式分割の発表が好感された。
業種別下落率上位は鉱業、ゴム、食品、その他製品、医薬品で、上昇率上位は非鉄、卸売、証券、鉄鋼、銀行。(W)
