12月29日の米国株式市場は続落。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループのニューヨーク商品取引所(COMEX)は、金先物や銀先物の投機抑制のため、12月29日に証拠金を引き上げた。
銀先物や金先物が売られたため、鉱山会社のフリーポート・マクモランやニューモントが売られた。
ロシアのプーチン大統領はアメリカのトランプ大統領との電話協議で、ウクライナがドローンでロシア北西部ノブゴロド州にある大統領公邸を「攻撃」したと訴えたため、和平が遠のいたという見方も影響した。
なお、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア側の主張を「新たな虚偽」だとして否定した。
米国株の取引終了後だが、トランプ大統領はFRBの本部改修を巡る「無能さ」を理由にパウエル議長を提訴すると警告した。
データセンターなどに投資しているデジタルブリッジ・グループは、ソフトバンクグループ(9984)が買収することで合意したと発表し上昇した。
NYダウ工業平均は249ドル(0.51%)安の48,461ドル。ナスダック総合指数は前日比118ポイント(0.50%)安の23,474。S&P500指数は前日比24ポイント(0.35%)安の6,905。
NYダウ構成銘柄はゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレス、JPモルガン・チェースなどが売られ、ウォルマートやシェブロン、ディズニーなどは小幅高となった。上昇は9銘柄、下落は20銘柄。
