2時7分時点の日経平均は95円安の5万431円、TOPIXは8ポイント安の3,417ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は513、下落銘柄数は1,017。出来高は9億5,393万株、売買代金は2兆2,242億円。
米科学誌「サイエンス」(12月18日)に、上海交通大学と清華大学の共同研究チームが開発した、電子ではなく光子を用いて計算を行う「全光型AIチップ」の「LightGen」の論文が掲載された。
エヌビディア性GPUの処理速度で100倍、エネルギー効率は100倍だという。
今年1月27日に株式市場を襲ったDeepSeekショックは、中国のAI開発企業DeepSeekが、低コストで高性能な生成AIモデルを発表し、無料アプリランキングでChatGPTをおさえて1位を獲得したことがきっかけだった。
「LightGen」も第2のDeepSeekショックを招く可能性があるが、エヌビディアにとってはマイナス材料だが、その他の企業にとっては、実用化されればAIを動かすコストが劇的に下がる可能性があるという見方も出てきそうだ。
後場の日経平均は一時小幅高となった瞬間もあった。
ディスコやイビデンが上昇。東電と富士通も高い。
AI関連のPKSHA(3993)は利食い売りで反落した。
ソフトバンクグループや日本製鋼所が売られ、資生堂が軟調。
業種別上昇率上位は鉱業、精密、海運、電力ガス、石油で、下落率上位は証券、非鉄、その他製品、ノンバンク、情報通信。(W)
