前引けの日経平均は132円高の5万3,017円、TOPIXは2ポイント高の3,555ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は553、下落銘柄数は990。出来高は9億8,532万株、売買代金は2兆7,031億円。
当局による円買い介入が警戒され、日経平均は朝方続落となったが、その後はもみ合いを経て、小幅高となった。
キオクシアHDやアドバンテスト、ディスコ、レーザーテックなどの半導体関連が買われた。
半導体設計ソフトウェアメーカーの米シノプシスのCEOのサシーン・ガジ氏が、価格上昇とメモリ不足が2027年まで続く可能性が高く、「今こそメモリー企業にとって黄金時代」と米CNBCのインタビューで述べたことが報じられた。
メモリーメーカーのサムスンやSKハイニックスは製造能力の拡大を目指しているが、稼働開始には最低でも2年かかるため、このクランチが長引く理由の一つと指摘した。
メモリーチップの高騰を受け、ソニーグループは8日続落。
江崎グリコ(2206)は米投資ファンドのダルトン・インベストメンツの最高投資責任者(CIO)が「特別委員会の結成を通じてグリコの非公開化を目指す」と語ったことを日経新聞が報じたため大幅高となった。
ファナックは協調ロボットの大口受注で買われた場面もあったが、買いが続かなかった。
業種別上昇率上位は水産農林、非鉄、卸売、海運、鉱業で、下落率上位は電力ガス、医薬品、陸運、空運、小売。(W)
