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コラム2026年2月2日

【本日のマーケット】2月2日(月)

2月2(月)のマーケット                                                                   

1月30日の米国株式市場は下落。トランプ大統領はFRBの次期議長に、ケビン・ウォーシュ元FRB理事を指名すると発表した。2008年のリーマン・ショックの後、FRBは2009年から長期国債買入の量的緩和を実施した。2010年11月のFOMCが量的緩和第2弾の実施を決定した時に、ウォーシュ理事は反対はしなかったが、ウォールストリート・ジャーナルに「この措置はリスクが大きく、限定的かつ定期的な見直しが必要だ」と寄稿し、2011年3月末でFRB理事を辞任した。任期は2018年1月末までだった。現在は人工知能(AI)による生産性向上が物価抑制の一助となるためFRBは金利を大幅に引き下げるべきと主張している。ウォーシュ氏は2002年にエスティ・ローダー創業者の孫と結婚した。義父のロナルド・ローダーは、2018年に学生時代からの友人であるトランプ大統領にグリーンランドの購入を最初に提案した人物とされる。日本の財務省が毎月末に直近1カ月の為替介入実績を発表しているが、昨年12月29日~1月28日に為替介入実績はゼロ円だったため、ドルが反発。ドルが買われたため、金は割高感が意識され大幅反落となった。株式市場ではマイクロン・テクノロジーやAMD、ウエスタン・デジタル、シーゲートが売られた。ベライゾンは決算発表で上昇した。NYダウは前日比179ドル(0.36%)安の48,892ドル。NASDAQ総合指数は前日比223ポイント(0.94%)安の23,461。S&P500指数は前日比29ポイント(0.43%)安の6,939。

与党300議席超をうかがう観測報道や高市首相の「外為特会の運用はほくほく状態」発言で10時過ぎに924円高の5万4247円。だが、WSJ紙がエヌビディア内にオープンAIへの最大1000億ドルの投資計画に疑問の声で停滞と報じたため、韓国のサムスン電子やSKハイニックスが売られ、韓国総合株価指数が大幅安。日本の半導体関連も売られ、後場の日経平均は下落となった。金急落で住友鉱山も安い。レアアース泥の揚泥で東洋エンジは一時ストップ高。

スタンダード市場では、ビットコインの下落でメタプラネットが売られた。フェローテックは4日続落。旧村上ファンド系投資会社のシティインデックスイレブンスが保有比率低下を1月29日に報告した。海底レアアース関連の岡本硝子はストップ高。santecは業績予想と配当予想を上方修正し急騰。

グロース市場では、カルナバイオが3日続落。クラウドサービスのオプロは9日続落。コンサルティングのノースサンドは4日続落。SBI証券が1月29日に新規「買い」と発表した不動産テックのククレブは2日連続ストップ高。VALUENEXは航空自衛隊から受注で2日連続ストップ高。

日足チャート上では、長い上ヒゲを伴う陰線。前場は大きく上昇して924円高まで急騰を見せて5万4000円台回復となる時間帯もあった。後場からは一転、急落して本日の安値引けとなった。本日の高値5万4247円、安値5万2655円と上下幅1592円とボラティリティの大きい1日となった。

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注目記事 Pick up
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「ウォーシュFRB議長」は好感材料
 日本証券新聞2月3日(火)紙面1面記事掲載

なぜかグリーンランド問題に余波も?

情報錯綜し二転三転の様相を呈していた次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長人事が決着。トランプ大統領は1月30日、ケビン・ウォーシュ元FRB理事を指名した。議会による公聴会などを控えたウォーシュ氏の今後の言動が注目される局面を迎えている。

もともと次期議長は4人の有力候補間で争われてきた。昨夏ごろに有力視されたのがクリストファー・ウォラーFRB理事。つい最近まで本命とされてきたのは「2人のケビン」のもう1人、ケビン・ハセット国家経済会議(NEC)委員長だったが、1月16日になってトランプ氏が「今の職にとどまってほしい」と発言したことで失速した。あるいは、パウエル現議長が11日のビデオ声明でトランプ氏に“反撃”し、FRBの独立性重視を訴えたことで、トランプ氏の“イエスマン”と見なされたハセット氏の議会承認が難航する可能性が高まったことが背景にあるのかもしれない。

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今日の市況概況
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2月2日(月)☆[概況/大引け]

667円安の5万2655円と安値引け

大引けの日経平均は667円安の5万2,655円、TOPIXは30ポイント安の3,536ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は655、下落銘柄数は910。出来高は24億7,893万株、売買代金は8兆588億円。
与党が300議席超をうかがうと報じられたことや、高市首相が「外為特会(外国為替資金特別会計)の運用が今ほくほく状態だ」と発言したため、円安容認と受け止められ、日経平均は10時過ぎに一時924円高の5万4,247円となった。
だが、ウォールストリート・ジャーナルが2月1日に、エヌビディア内の一部からオープンAIに対して、新たなデータセンターやAIインフラを支援するため、最大1,000億ドルを投資する計画について、疑問の声が上がったことを受けて停滞していると報じた。
その影響で、韓国でサムスン電子やSKハイニックスが売られ、韓国総合株価指数が大きく下げたため、日経平均も失速し、後場は値下がりとなった。日経平均は本日の安値で取引を終えた。

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