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コラム2026年2月12日

【本日のマーケット】2月12日(木)

2月12(木)のマーケット                                                                   

2月11日の米国株式市場は小幅安。1月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比13万人増となり、市場予想の7万人増加を上回ったため、早期利下げ観測が後退した。マイクロソフトはメリウス・リサーチが「Hold」に下げたことで売られた。「アンソロピックの『コワーク』の台頭などを背景に、主力製品であるマイクロソフト365製品は厳しい状況に置かれ、競争力を維持するためにAI支援機能のコパイロットを無償提供せざるを得なくなるかもしれない。そうなれば、最も収益性の高い生産性部門の成長と利益率が損なわれる」と解説した。一方、マイクロン・テクノロジーはCEOが、HBM4製品を大量生産中と発言したことで反発した。NYダウは前日比64ドル(0.13%)安の50,121ドル。NASDAQ総合指数は前日比36ポイント(0.16%)安の23,066。S&P500指数は前日比0.3ポイント(0.00%)安の6,941。

日経平均は朝方5万8000円に乗せたが高値警戒感から反落。後場は押し目買いが入った場面も。キオクシアHDが5日ぶりに反発。ユニチカは4日連続ストップ高。JX金属と三菱瓦斯化学、FUJIは通期業績予想を上方修正しストップ高。資生堂は通期予想がアナリスト予想を上回り大幅反発。一方、IHIやアドバンテストは反落した。東洋エンジは赤字予想に下方修正しストップ安。JIAは今期の営業利益予想がアナリスト予想に届かず売られた。

スタンダード市場では、平安レイが株式非公開化手続きを発表しストップ高。日本電子材料は大幅高が継続。住石HDは人工ダイヤ製造子会社を持つことが注目されストップ高。テクニスコはダイヤモンド複合材を手掛けているため3日連続ストップ高。岡本工作機械は通期減益予想に下方修正し急落した。

グロース市場では、窪田製薬HDは通期予想を発表し営業赤字だったが、事業収益は小幅だが黒字見込みのためストップ高となった。MTGは通期予想の上方修正で大幅高。Finatextは好決算で買われた。就業管理の勤次郎は前期好決算だったが、今期予想は増益率鈍化で急落した。

日足チャート上では、上ヒゲを伴う陰線。5万8000円台にタッチするも、直近の急騰による警戒感から上値は抑えられた。ボリンジャーバンドのプラス3シグマ(5万8337円)に沿ってバンドウォークの形となっているが、一旦の調整も考えられる水準。

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日経平均 大和は年内6万5,000円
 日本証券新聞2月13日(金)紙面1面記事掲載

高市政権の成長戦略が株価を牽引

12日の東京市場は続伸して始まり日経平均株価が5万8,000円台に乗せる場面があった。終値は前日比10.70円安の5万7,639.84円だった。衆院選での高市・自民の圧勝を受け9~10日の2日間で約3,400円(6.2%)の短期急騰とあって、騰落レシオ、移動平均線からのカイ離率などテクニカル面で過熱感が強まっている。

過熱感の解消に向けスピード調整が想定されるうえ、今週末には決算発表もほぼ終了するため、ユーフォリア的な株価上昇には一区切りつくとみられる。しかし、高市政権に対する市場の期待は高く、証券各社から株価見通しの上方修正が相次いでいる。

10日には大和証券が日経平均の想定を2026年末6万3,000円(従来は6万円)、高値を6万5,000円(同6万2,000円)に引き上げた。同証券の従来想定では衆院解散シナリオを織り込んでいなかったが、8日の衆院選で自民党が単独で3分の2を上回る議席を確保し、政権運営の自由度は大きく増したとみる。政治不透明感の後退で投資家のリスク許容度は高まっていくと予想。従来20倍としていた想定PERを21倍に変更。1ドル=155円想定でEPS(1株利益)は3,020円を見込む。

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今日の市況概況
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2月12日(木)☆[概況/大引け]

高値警戒感から伸び悩んだ

大引けの日経平均は10円安の5万7,639円、TOPIXは26ポイント高の3,882ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,069、下落銘柄数は470。出来高は30億5,982万株、売買代金は9兆9,441億円。
日経平均は朝方5万8000円に乗せたが高値警戒感から反落した。後場は押し目買いが入った場面もあったが終盤は再び小幅安に。

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