
対策の一つとして、学生のころからさまざまな制汗剤を試してきましたが、ここ数年愛用しているのが資生堂(4911)の「エージーデオ24」。におい鑑定人が脇のにおいをくんくんと嗅ぎ「good!」と言うCMの商品、と聞くとピンと来る方がいるかもしれません。汗をかくこれからの季節には、コンパクトなロールオンタイプ(直塗り)を常にかばんの中に忍ばせ持ち歩いています。

2001年に高機能パウダースプレーの先駆けとして発売されてから16年。大人のにおいをケアする加齢臭対策商品や、男の汗やアブラなどに対応したメンズライン商品、デオラント機能はそのままに肌ケア効果が期待できる商品など、常に改良を重ねて進化する「エージーデオ24」シリーズ。最近話題となっている疲労の蓄積によって発生する「疲労臭」など、次から次へと現れる現代人のにおいの悩みに対して、今後どのような商品が開発されるのか。長年の愛用者として期待しながら注目しています。
【編集記者Yのコメント】
資生堂の株価は2月に急落。同日、会社側が発表した17年12月期の見通しは売上高が9,400億円と、中期経営計画に掲げていた9,000億円を大きく上回ったにもかかわらず、営業利益は455億円と、500億―600億円とした計画を下回ったことが投資家の失望売りを誘いました。その後も発表前の水準(2月9日終値3,152円)を回復できずにいます。足元のPERは45倍台と、コーセー(4922)やポーラ・オルビスホールディングス(4927)など競合が30倍程度とするのに対し割高な印象もあります。
竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。
[本紙4月10日付1面]